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イラン「人々のこころが最も開かれている国」 宣教団体指導者が報告

2010年10月22日23時56分
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【南アフリカ・ケープタウン】ケープタウン2010=第3回ローザンヌ世界宣教会議=の19日夜に行われた全体集会では、中東、HIVエイズ問題、人身売買をテーマにプレゼンテーションが行われた。

1974年の第1回ローザンヌ会議では、イスラム教徒から改宗したイラン人クリスチャンはわずか500人だった。だが、イランに本拠を置く宣教団体、エラム・ミニストリーズ創設者のサム・イエグナザール(Sam Yeghnazar)氏は、「イランは国家としては閉ざされているが、人々は世界で最も福音に対してこころを開いている」と語った。1300年の歴史でかつてない数のイスラム教徒がイエス・キリストを受け入れてクリスチャンへと生まれ変わっているという。

2週間前、同氏の知る2人のクリスチャンが逮捕され、身柄を拘束された。2人は刑務所内で信仰の証しをして、6人をイエス・キリストへの信仰へと導いたという。「政府からの迫害やキリスト教に対する誤解を乗り越えて、イエス・キリストを本当の主として受け入れたイラン人は、完全に生まれ変わって新しい人生を歩んでいる」と同氏は語った。

パレスチナから参加したサリムさん(匿名)はイエス・キリストによる福音を土台として中東の和平が実現することに対する期待を証しした。キリストの十字架と死を知ったパレスチナ人は「憎しみ」を恥じるようになり、世界の平和と義のために尽くすようになる。「キリストを受け入れるとき、憎悪に満ちたイスラム教住民やユダヤ教徒の兵士にこころを開けるようになるのです」とサリムさんは語った。

あるカンボジア出身の女性は匿名でビデオに出演し、自身に起こった悲劇を語った。女性はタイの売春宿で働かされていたところを救出された。16歳のときに「仕事がある」と騙(だま)されて売春を強要され、4年半の間、暴力と性的暴行を受ける毎日を送った。監禁されていた他の女性と一緒に売春宿から救出され、ワールド・ビジョンの施設に保護された。カウンセリングと医療、職業訓練を受ける一方で、イエス・キリストについて知り、信仰を持つようになった。

プログラムの最後にはHIV患者のクリスチャン2人がステージに上がり、死の病と恐れられているエイズ患者を、神が福音の使者として豊かに用いてくださると語った。アフリカ南部の国、ザンビア出身のプリンセス・ズルさんは17歳で結婚した後、夫とともに自身がHIVに感染していることが判明した。ズルさんは、絶望的とみなされるエイズ患者を用いる神の豊かな愛を証しして、「教会は希望を失った人々のところに歩み寄り、彼らの希望となるために、神に召されているのです」と語った。

【ケープタウン2010】 第3回ローザンヌ世界宣教会議。今月17日から南アフリカのケープタウン市内にあるケープタウン国際会議場で24日まで開催されている。198カ国の代表ら4000人に加え、ネット通信やウェブサイトを通じて全世界20万人規模のクリスチャンが会議に参加する。会議では、多元主義世界でのキリストの独自性、キリスト教以外の信仰者に対する宣教、キリスト教会の完全性、HIVエイズ、同性愛、貧困、難民など世界の福音化に関するさまざまな課題について議論する。

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