【CJC=東京】フィリピンで、ギャンブル反対の姿勢を強く打ち出しているジョセフ・サリバ牧師(42=バプテスト派)が10月13日昼、マニラのケゾン地区を自動車で走行中、ガンマンに射殺された。犯人が平然とオートバイで立ち去った、と目撃者が語っている。
サリバ氏は北部パンガシナン州ダグパン市の教会で牧会に当たっていた。正義、人権擁護の分野や、ギャンブルなど不道徳な犯罪行為への反対活動で知られている。
パンガシナン州は、違法ギャンブルが盛んなところとしてはフィリピンで第2位ということから、超教派でキリスト教会が対応に当たっていた。