10月22日から大阪で開催される「関西フランクリン・グラハム・フェスティバル」(公式サイト: http://www.fgraham-kansai.jp)。できるだけ多くの人に来場してもらうには、どうしたらいいか。実行委員会は、すでに参加を予定している人が大会に誘いたい知人10人の名前を記入する「アンデレ活動カード」を関西近県の協力教会に完全無料で配布し、ネットワークによる動員作戦に乗り出した。
実行委員長の高田義三氏(チャーチオブクライストニュージーランド日本大阪教会牧師)はアンデレ活動について、動員以外に「クリスチャン自身が成長し、教会が強められ祝福を受けること」とその有用性を大会ニュースレターでアピールし、カードの取り寄せを呼び掛けている。
「アンデレ活動カード」は、まず、記入された人のために祈ることから始まる。次に、記入された人を大会に招待し、大会当日も一緒に参加する。大会中は、キリストを受け入れる決心を励まし、大会後のフォローアップで教会に招待するという流れだ。
カードの発行管理を担当するアンデレ委員会は、カードの利用価値をアピールする特別集会を開催するよう各教会に求めている。大会当日は6つの集会で延べ6万人の動員が可能なことから、最低6万人の名前を集めることが目標だ。
大会講師は世界的に有名な伝道者、フランクリン・グラハム氏。米国に本拠を置く国際団体、ビリー・グラハム伝道協会(BGEA)の総裁として世界中で伝道大会を主催し、総動員数は400万人を超える。日本では06年11月に「沖縄フランクリン・グラハム国際大会2006」を沖縄県の北谷陸上競技場で3日間にわたって開催。最終日は1万人が来場し、決心者は3日間で2000人に上った。
グラハム氏は今年5月末にもブラジル・ベロオリゾンテ市で伝道大会を開催した。1000以上の地元教会が協力し、3日間で延べ9万人(BGEA発表)が集まる大盛況となった。8月7日にカナダのバンクーバー市、同28日に同国エドモントン市でそれぞれ伝道大会を行う。
高田氏は、「どうぞ、こぞってご参加ください。大阪から、関西から、西日本から、宣教のうねりが生まれ、日本全土へ波及するビジョンを描きながら、10人の名前を挙げて祈り始めましょう」とニュースレターで呼び掛けている。
大会は、10月22日から24日の3日間、1万6000人収容の大阪城ホールで行われる。大会準備として第5回祈祷大会が7月23日午前10時半から大阪府豊中市の日本ホーリネス教団豊中泉教会で開催される。アンデレ活動カードの取り寄せ、大会に関する問い合わせ等は事務局(電話:06・4706・8002、ファックス:06・4706・8102、メール:[email protected])まで。