わが国の宗教改革史研究を牽引してきた著者による単行本未収録の重要論考を全3巻に集成。第1巻は、聖書注解者という側面を手がかりにカルヴァンの霊性の核心に迫ると同時に、エコランパーディウス、ツヴィングリ、ヤン・ラスキらカルヴァンの周辺を精査、更には熊野義孝における受容を通してわが国における影響作用史にも考察を巡らせる。(購入する)
著者: | 出村彰 |
価格: | 税込5,250円 |
出版社: | 新教出版社 |
発売日: | 2010年1月 |
ページ: | 420ページ |
【著者紹介】
出村彰(でむら・あきら):1933年仙台生まれ。東北学院大学、東京神学大学を経て、イェール大学、プリンストン神学大学、バーゼル大学に留学。神学博士。東北学院大学文学部教授、副学長を経て、同大学名誉教授。現在、宮城学院理事長。宗教改革史に関する著書・訳書多数。