ブラジル・リオデジャネイロの観光名所「コルコバードの丘」に立つ巨大キリスト像が、黒色のペンキで落書きされていたことがわかった。16日付の地元紙グロボが伝えた。落書きは同日中に行われた清掃作業で消された。
同紙などによると、落書きは、暴力行為や未解決犯罪が多いことについて批判する内容で、像の顔や腕などの部分に書かれていたという。犯行の動機などは不明で警察が捜査を進めている。
また、ポルトガル語で「鬼の居ぬ間に洗濯」を意味する言葉も書かれていたといい、先日豪雨のため丘への通行が全面禁止となったため、そのすきを狙った犯行とみられる。