シオニズム運動とイスラエル建国がいかにユダヤの教義トーラーに反すると考えられてきたかを歴史的に辿る。パレスチナ問題と反ユダヤ主義の歴史の冷静な理解に不可欠の書。(購入する)
著者: | ヤコブ・M・ラブキン |
訳者: | 菅野賢治 |
価格: | 税込5,670円 |
出版社: | 平凡社 |
発売日: | 2010年4月2日 |
ページ: | 432ページ |
【著者紹介】
ヤコブ・M・ラブキン:1945年旧ソ連レニングラード(現サンクト・ペテルブルク)生まれ。レニングラード大学で化学を専攻、モスクワ科学アカデミーで科学史を学ぶ。73年以来、カナダ、ケベック州モンレアル(モントリオール)大学で歴史学を講じる(現在、同大教授)。科学史(とりわけSTSの観点から)ロシア史、ユダヤ史を専門とする。2008から09年に二度、日本に滞在し、東京大学大学院人文社会系研究科、同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)などでシンポジウム、公開講座、研究会などを精力的にこなした。
【訳者紹介】
菅野賢治(かんの・けんじ):1962年岩手生まれ。パリ第10(ナンテール)大学博士課程修了。一橋大学法学部助教授、東京都立大学人文学部准教授を経て、東京理科大学理工学部教授。専門はフランス語フランス語圏文学。