【CJC=東京】キリスト教書専門の米ゾンダーバン社が1000点以上を電子ブックにする、と発表した。米アップル社が電子ブックなどを読む装置『iPad』発売を機に同社が4月3日に発足した『iBookstore』で販売する。ゾンダーバン社は今後刊行する電子ブックは全部 『iPad』で読めるようにする。今回に続きさらに150点以上を3カ月内に電子化する。
『iPad』は文字だけでなく絵画もカラーで見ることが出来る。本自体を購入出来るだけでなく、ゾンダーバン社刊行書の梗概や書評、著者に関する情報も得られる。
「ハーパーコリンズ社の一部門として、大きく展開できることは幸運だ」と同社の販売責任者スティーブ・サモンズ氏。電子ブックには聖書の3種類の訳、リック・ウォレン著「パーパス・ドリブン・ライフ」などの近刊書、児童書150点も含まれる。