フランス南西部トゥールーズのカトリック司祭が先月30日、酒に酔った状態で葬儀の場に現われ、遺族の顔を殴っていたことがわかった。AFP通信が伝えた。
司祭が酒に酔った状態で葬儀に現われたため、遺族は葬儀の執行を拒否。司祭は、運転できない状態にもかかわらず車に戻ろうとした。そのため、遺族がこの司祭を制止したところ、司祭は転倒。助け起こそうとした遺族の男性の顔を殴ったという。
問題を受けて、同教区のロベール・ル・ガル大司教は1日、遺族に謝罪。殴られた男性は「司祭が教区民を殴るなど聞いたこともない」と話している。