来年8月に予定されているウェスレアン・ホーリネス教団第2回全国青年大会に向けてのプレ大会が21日、同教団の淀橋教会(東京都新宿区)で開かれた。大会実行委員長の本間尊広氏(宮崎有田橋キリスト教会牧師)は、全国から集まった青年ら約80人を前に、神への献身と大会への積極的な参加を呼び掛けた。
プレ大会は、全国の青年たちと来年の大会を準備しようと、実行委員会が企画した。2日目の22日には、第1回青年リーダーズ・ミーティングを開き、全国から集まった同じ教団の青年たちがともに聖書を学び、祈りつつ、大会の準備を進めていく。
21日の集会で本間氏は、マタイによる福音書4章18節から22節を本文に説教した。
本間氏は、イエスが弟子のペトロとアンデレに約束されたとおり、「『わたしについて来なさい。人間をとるあなたにしよう』と、あなたに約束してくださっている」と述べた。また、「恐れることはない」(ルカ5:10)とあるとおり、「これから一緒に生きていこうじゃないか、一緒に歩んでいこう、そのように約束してくださっている」と説いた。
本間氏は、失敗の多かったペトロについて、「イエス様ととともに歩むことで生涯をまっとうした」「イエス様はペトロのこともあきらめなかった」と述べ、自分がどれだけいたらなくとも、神の約束は神によって必ず実現されることを力強く語った。
21日の集会に集まった参加者は、来年の大会で多くの人々が参加するように、また、大会の経済的必要のため、大会当日の準備があらゆる面で整えられるようにと祈りをささげた。