【CJC=東京】カトリック教徒の数は2007年から08年に掛けて世界中で1900万人増加した。『教皇庁年鑑』10年版が報じた。同年鑑は2月20日、タルチジオ・ベルトーネ国務長官から教皇ベネディクト16世に献呈された。
08年、洗礼を受けたカトリック信徒は11億6600万人で、全人口の17・4%を占めている。
全世界の司教は5002人で1・13増。司祭は2000年の40万5178人から08年には40万9166人に。内訳は47%強が欧州、米大陸30%、アジア13・2%、アフリカ8・7%、大洋州1・2%。2000年には欧州の司祭は51・5%を占めていた。
神学生は07年の11万5919人から08年は11万7024人に増加した。アフリカ、アジア、太平洋で増加、欧州は4・3%減、アメリカは横ばい。