沖縄から北海道まで全国10カ所を巡回する聖会「日本ケズィック・コンベンション」が、沖縄大会(5〜7日)を皮切りにいよいよ今週からスタートする。日本で最も歴史が長い箱根大会(23〜25日)は今年49回目で、主講師にはスティーブン・ブレディ氏(ムアランド・カレッジ校長、英国ケズィック理事)とテッド・レンドル博士(プレーリー神学校名誉総長、プレーリー・タバナクル教会名誉牧師)を迎える。
「みなキリストにあって一つ」(ガラテヤ3:28)をテーマに掲げるケズィック・コンベンションは、英国発祥の聖会で、130年以上の歴史がある。英国では毎年、英国国教会(聖公会)をはじめ、長老教会やメソジスト教会、バプテスト教会、組合教会、プレモス・ブレズレン、ナザレン教会、救世軍などその他多数の教派から参加者が集まる。
日本では1962年に開かれた「日本キリスト者修養会」が箱根で開かれたのをきっかけに始まり、現在は毎年全国で約90教派の教職信徒が参加。参加登録者総数は多いときで約3000人に上る。07年には東北と奈良で会場が新設されるなど、約半世紀たった現在も、超教派の聖会としてなお拡大を続けている。
ケズィックを特徴付けるのは、「バイブル・リーディング」と呼ばれる卓越した聖書講解説教で、毎年、本場英国や米国から招かれた著名な講師が全国各地の大会を巡り、講演を担当する。
説教は特定の教理によらない聖書全体を通した調和の取れたものとなっており、クリスチャンとして生きる上での実践的、聖書的、個人的ホーリネス(聖化)に特に力点が置かれている。聖会参加者からは、牧師としての献身を決める人も多く出ている。
宿泊が必要な大会では、宿泊料と聴講料が含まれた参加プランも用意されている。詳細、問い合せは、日本ケズィック・コンベンション事務局(住所:〒101‐0062 東京都千代田区神田駿河台2‐1 OCCビル3F、電話:03・3291・1910、メール:[email protected])まで。
今年の日本ケズィック・コンベンションの日程は下記の通り。
沖縄大会 2月5〜7日
九州大会 2月10〜12日
東北大会 2月10〜12日
大阪大会 2月17〜19日
京都大会 2月21日
神戸大会 2月21日
奈良大会 2月21日
箱根大会 2月23〜25日
東京大会 2月27〜28日
北海道大会 3月2〜4日