【CJC=東京】エジプト・コプト教会のクリスマス前夜1月6日、南部ナグ・ハマディでキリスト者6人などが射殺された事件の衝撃が広がっている。
ヨルダンと聖地のルーテル教会ムニブ・ヨウナン監督は1月11日、殺害を非難すると共にアレクサンドリアのコプト正教会総主教に支援を申し出た。
「襲撃は恐るべきもので、エジプトのキリスト者の心に恐怖を植え付けた。わたしたちは、暴力行為に驚き、それを非難する」と、折からベイルートで開催中の中東福音教会連合大会に出席した同監督は現地で語った。
教皇ベネディクト16世は「エジプトのコプト社会がクリスマスを祝っている最中に行われた、この所苦しめられている嘆かわしい攻撃」と指摘している。
世界改革教会連盟のセトリ・ニョミ総幹事は、エジプト政府に、全市民の安全を確保するよう要請した。エジプト福音教会ナイル・シノッドは今回の一連の暴力行為の前から長年にわたって差別を経験している。