【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は1月20日、バチカン(ローマ教皇庁)で水曜恒例の一般接見を行った。
接見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は18日から25日までの「キリスト教一致祈祷週間」のテーマ「あなたがたはこれらのことの証人となる」(ルカ24・48)について話した。
バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は、「これらのこと」すなわち、「キリストを知ることで神の御顔を知り、キリストが人類を一つにされ、永遠の命に導かれる」ということを、キリストに心を開き、その力に変容されてキリストの同じからだに属する他の人々にも自分を開きながら、信仰宣言を共にすることで、「証し」する必要があると説いた。