【CJC=東京】世界教会協議会(WCC)のオラフ・トゥヴェイト総幹事は1月25日、「ハイチの対外負債即時、完全免除」を声明で主張した。復興、貧困根絶、持続可能な発展のための計画実現には本当に大事な取り組みだと言う。
復興計画は「ハイチ市民が主役となり、国連の調整の下で、国際社会の支持を得て行われなければならない」とトゥヴェイト氏。
負債免除と短期緊急救援に加えて、ハイチには「中長期の再建と持続可能な発展が必要だ。しかし財政援助は供与の形でなければならない。借款では同国の赤字を増やすだけで、負担が重くなる」と声明は指摘している。