【CJC=東京】『ルサランCORE』を結成している米福音ルーテル教会(ELCA、信徒470万人)の保守派1200人がインジアナ州フィッシャーズで会合、新グループの憲章を9月26日採択した。またELCA内に留まるか離脱するかを1年掛けて検討、来年に態度を決定することにした。
ELCA総会が、同性愛関係にある人が聖職につくこと、またその際に独身を保つという条件を撤回することを決定したのを受け、保守派が独自の動きに出たもので、中にはすぐにも離脱すべきだ、との強硬論も出ている。CORE議長のポウル・スプリング牧師は、すでに離脱を決定した教会もあるが、離脱する意向のない教会もある、と記者会見で語った。
COREの集会は2008年にも行われたが、その時の出席者は300人だった。今回は参加者急増のため会場も1000人収容のカトリック教会に切り替えたが、それでも登録を1200人で締め切ったという。