大塚国際美術館(徳島県鳴門市鳴門町鳴門公園内)で5日と6日開催される「システィーナ歌舞伎」に、鳴門教育大学合唱団「タドポール」が聖歌隊として出演する。
「システィーナ歌舞伎」とは、バチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画と祭壇壁画を原寸大に再現した同美術館のホール「システィーナ・ホール」を舞台に、キリスト教徒(キリシタン)として世界的に知られる細川ガラシャをテーマにした新作歌舞伎「切支丹寺異聞 伽羅沙(きりしたんでらいぶん ガラシャ)」を上演するという趣向のもので、「和と洋のコラボレーション」として話題を呼んでいる。
合唱団は大学1年生から大学院2年生までの計8人構成。本番では教会でガラシャの一周忌ミサが営まれるシーンに登場し、ガラシャの生涯を語る神父の後ろで「アヴェ・マリア」を4パートに分かれて合唱する。
5日は昼の部午後1時半、夜の部午後5時半開演で、6日は昼の部午後1時半開演。全席指定でA席6500円、B席5500円(入館料・観劇料・消費税等込み)。問い合わせは同美術館(088・687・3737)まで。