日本聖書協会(東京都中央区)は毎年恒例の「秋の聖書セミナー」を日本基督教団銀座教会・東京福音会センター(同区銀座4‐2‐1)集会室で、9月18日から開催する。開催は今年で20回目。講師は聖パウロ修道会の澤田豊成司祭で、テーマは「ヘブライ人への手紙を読む」。
「ヘブライ人への手紙」では、イエス・キリストを唯一の「大祭司」として理解する。しかし、イエスは祭司の家系に生まれたわけではなく、役職として祭司の務めを果たしたわけでもない。だが、この手紙はイエスを「完全な」大祭司としている。イエスが完全な大祭司であるとはどういう意味なのか、またイエスの祭司職によって私たちに何がもたらされたのか――を探る。
セミナーは全6回で9月18日、10月2日・16日、11月6日・20日、12月4日(いずれも金曜)の午後1時半から同3時に行われる。定員60人。受講料は一般1万1000円、日本聖書協会後援会員9900円。問い合わせは聖書図書館(電話:03・3567・1995、メール:[email protected])まで。