8月の広島、長崎原爆忌に合わせて、米カトリック教会の神父らが来日し、被爆地を訪れる「謝罪」の旅をする。関係者の話によると、両市で行われる平和式典にも参加し、被爆者との対面も計画されているという。時事通信が伝えた。
同通信によると、今回来日するのはカトリックの平和団体「パックス・クリスティ」(本部・ベルギー)に所属する米国人神父3人と信者ら。5日には広島市で行われるカトリック教会主催の核戦争に関するシンポジウムに参加し、被害者と対面する時間がもたれるという。
米国では原爆投下を正当化する意見が多い中こうした試みが行われることについて、被爆者は「行為で示されることに敬意を表したい」(同通信)と話している。