ルーテル学院大学(東京都三鷹市、市川一宏学長)は来年度から、キリスト教学科(定員10人)を新しく「いのち学」をテーマにカリキュラムを構成すると発表した。
同大は、現代の小説や映画などで死といのちを問うニーズがあり、生命倫理や地球環境における「いのち」の問題なども含め、「いのち学」に関係した問いが多岐に渡るとし、これらに対して「キリスト教信仰の立場からの視点を提供」するとしている。
現在同学科では、神学、キリスト教文化、言語の3つのクラスター(系統別科目群)に科目が系統別に整理されており、このほか各種資格取得に必要な学びができる、神学専修プログラム、宗教科(聖書科)教員養成プログラム、学芸員プログラムの3つの特設プログラムが用意されている。