【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、7月8日、水曜恒例の一般謁見を行なった際の講話で、前日発表した新回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」を紹介した。
バチカン放送(日本語電子版)によると、真理に基づく愛(カリタス)はすべての人の真の発展のための中心力であると述べ、理性と信仰の光に照らされた愛によってのみ、人間的価値と高度な人間性をそなえた発展を達成することができる、と教皇は強調した。
教皇はイタリアのラクイラで始まった主要国首脳会議にも言及。この会議が貧しい人々をはじめ、すべての人民に真の発展をもたらす有効な決定と指針を見出せるよう要望した。