日本プロテスタント宣教150周年にあたる今年、生駒聖書学院(奈良県生駒市、榮義之学院長)は創立80周年と創立者の召天40周年を迎える。
その記念すべき09年度の入学式が13日午前10時から同学院で行われた。今年度入学したのは男性献身者5人。2年生10人、3年生1人の総勢16人の神学生が、来賓の牧師や教授陣の祝福の中で献身の決意を表明した。神学生たちは、出身教会の牧師や教授たちから激励の祝辞を送られ、献身の決意を新たにしていた。
榮学院長は、使徒の働き4章10〜14節から、イエス・キリストの十字架と復活によって救われ癒される福音の力は現実のものであることを、自らの体験を交えて説いた。
また、献身の基本について、第1に救いの確信を持つこと、第2に召された確信が将来の働きの土台であること、第3にイエス・キリスト以外に救いがない事実を認識すること、第4にイエス・キリストとともにある聖書と聖霊に満たされた献身生活の継続を述べた。
最後に榮学院長は、「それも私が、異邦人のためにキリスト・イエスの仕え人となるために、神から恵みをいただいているからです。私は神の福音をもって、祭司の務めを果たしています。それは異邦人を、聖霊によって聖なるものとされた、神に受け入れられる供え物とするためです。それで、神に仕えることに関して、私はキリスト・イエスにあって誇りを持っているのです」(ローマ15:16〜17)を開き、「神に仕えることに関して、誇りを持つ献身生活をスタートしよう」と締めくくった。
生駒聖書学院は4月29日午前10時半から、永井明牧師(佐賀県鳥栖クロスロードゴスペルチャーチ・6期生)を講師に招いて記念聖会・レセプションを開催する。
さらに同日午後2時より、経営コンサルタントの里深太典紀氏を招き、「30名を集めるのは簡単!」とのテーマで懇談会を開催する。参加は牧師限定。会費無料。特に開拓伝道者の参加を歓迎している。申し込みはメール([email protected])まで。問い合わせは、630-0243奈良県生駒市俵口町951の生駒聖書学院(電話・ファックス:0973・74・7622)。