「やる」。これに尽きます。
しかし、ただ何でもかんでもやればいいという意味ではありません。まず自分を知り、自分の使命を知った上で、今ここでやるべきこと、求められていること、やらずにはおれないことをやるという意味です。
よく自分探しの旅をする人がいますが、探しても探してもなかなか見つからないばかりか、かえって人生の迷路にはまって迷っている人を知っています。
①私は誰なのか?
②どこから来たのか?
③どこに向かって生きているのか?
④何のために生きているのか?
この4つの問いに対して、聖書の中から答えを見つけました。
①私は、神によって造られ、生かされ、愛されている。
②私は、神のもとから来た。
③私は、神のもとに帰る。
④私は、幸せになることと、神の栄光を現すために生かされている。
おのずと、人を愛すること、伝道すること、神の御心を行うことがやるべきことだと分かります。それに対して優先順位をつけ、神に祈りながらやるだけです。
「とにかくやる人」の中には、明確な基準がないけれどやる人がいます。一方で、明確な基準を持っていないのでやれない人がいます。
問題なのは、明確な基準を持っているのにやらない人です。やるべきであり、やらなければいけないと知っているのにやらないのです。やらない理由を並べて、やろうとしないのです。その人は、人生がうまくいっていないので、やる力もないのですが、ますます人生が空回りし、うまくいかなくなります。
あれこれ考えず、つべこべ言わず、やってみたらよいのです。やってみたら「やりたくない」と思っていた気持ちが切り替わり、「やってよかった」と思うものです。
一歩踏み出す勇気が必要なのです。やり出したら、人生が好循環するようになり、さらに勢いがつくのでますますやるようになり、いいことずくめです。
新しい年に、新しい目標を持ったら、まずは3日坊主でもいいから始めてください。3日坊主でも、4日目からまた、3日、3日、3日と続けていけば、やがてそれが習慣になり、人生そのものになっていきます。
とにかくやってみましょう。新しい年は、「やる人」にならせていただきましょう。
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