アフリカ・アッセンブリーズ・オブ・ゴッド同盟(AAGA)は来年2010年から2020年までを「ペンテコステの10年」として、延べ1000万人に洗礼を施すことを目標に定めた。
2010年から2020年までの間、アフリカ各国のアッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団は、アフリカで、また世界でまだ福音が宣べ伝えられていない人々へ福音を伝えることを第一の使命として、世界規模の宣教に乗り出す。
南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグで今月初めに行われた4年に1度開催される同同盟の会議で、参加した教会指導者らは、この10年がアフリカにおける「使徒行伝」の時のようになり、アフリカのアッセンブリーズ・オブ・ゴッドにおけるリバイバルの訪れに期待をかけた。
サハラ砂漠以南のアフリカとインド洋流域の50カ国には現在、アッセンブリーズ・オブ・ゴッドに所属する教会が約5万あり、その信徒数は1600万人を超えるという。一方、同地域では1990年ころには、所属教会数はまだ1万2000程度で、信徒数も約210万人にとどまっていた。ここ20年間に著しいスピードで成長したことになる。
世界で最も大きなペンテコステ派の教会であるアッセンブリーズ・オブ・ゴッドは、現在世界全体で5700〜6000万人の信徒を抱えるとされており、特にアフリカ、アジア、南アメリカでの成長が著しいとされている。
「ピュー・フォーラム」(06年版)によれば、今から30年前、アフリカにおけるペンテコステ・カリスマ派の信徒数は諸教団合わせても人口の5%以下であったが、現在では17%にまで成長し、1億4700万人いるとされている。