また言われた。「あかりを持って来るのは、枡の下や寝台の下に置くためでしょうか。燭台の上に置くためではありませんか。隠れているのは、必ず現れるためであり、おおい隠されているのは、明らかにされるためです。聞く耳のある者は聞きなさい。」また彼らに言われた。「聞いていることによく注意しなさい。あなたがたは、人に量ってあげるその量りで、自分にも量り与えられ、さらにその上に増し加えられます。持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っているものまでも取り上げられてしまいます。」(マルコ4:21〜25)
この世は、悪の力がはびこっています。そういう時代だからこそ、イエスを伝え、イエスを信じて生きることがどれほど素晴らしいかということを証ししていきましょう。
1. 福音を伝えないのは間違い!
悪魔にごまかされて福音を伝えないのは間違いです。今日の箇所では、救いは光のようなものと書かれています。信仰を持つということは、光を与えられることであり、光を与えられた人生を感謝すべきです。それを恥じて、光にわざわざ覆いをかけるようなことをするのか。そうではなく、人々に見えるように燭台に置くべきではないかと言われています。
イエスを信じて人生に光が与えられたら、人々にそれを証しし、伝えるのです。福音を隠さなくてはならないなどと思わせる悪魔にだまされないようにしましょう。さりげない行動によって人々にイエスの恵みを伝える者になりましょう。
食事の前、黙ってマッハで祈っていませんか。声に出してはっきり祈りましょう。さりげなく小型の聖書を持ち歩く、鼻歌で賛美歌を歌う。そして、人々から質問されたときに証しするのです。光を掲げるなら、いろいろなチャンスが与えられます。
2. 人を量る量りをよくする!
人にダメ出ししたり、批判ばかりして厳しい量りを向けると、自分も厳しい量りで量り返されます。私たちはイエスの愛を頂きました。イエス様は、私たちの弱さやダメなところを裁くのではなく、私たちの罪を全て赦(ゆる)してくださいました。
ですから、私たちも気前よくなりましょう。自分から量りをよくして人々に接すれば、恵みの循環が生まれます。自分の方から人々を祝福するのです。この箇所でいわれているように、与えられた恵みを自分だけのものとしてひっそり営む信仰生活ではなく、人々に証しする者になりましょう。
クリスチャンは、イエス様から頂いた喜びと愛と平安があふれているのです。周りの人々に、自分の頂いたよい恵みを伝える者になりましょう。
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