カリブ海に浮かぶ社会主義国キューバは、困難な未来に直面している。共産党の指導者たちは権力を握っているが、この経済的アプローチは永遠に続くものではない。経済はカリブ海諸国で最も脆弱(ぜいじゃく)な部類に入り、高齢者を支える若者が少な過ぎる。
深い貧困は、犯罪、麻薬、売春がまん延するブラックマーケットの温床となっている。政権は、政治的理由で50万人以上を投獄し、100万人以上が米国に難民として難を逃れている。本国から逃れたキューバ人たちがキリストを見つけ、祖国に伝道的影響を与えることができるように祈ろう。
合理的な改革、自由、赦(ゆる)しのために、罪の上に築かれたあらゆる産業が善の前に屈するように、そして何よりキューバの人々がキリストの福音に希望を見いだすことができるよう祈っていただきたい。
■ キューバの宗教人口
カトリック 48・4%
プロテスタント 7・5%
無神論者 25・0%
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