米ミシガン大学からの驚くべきニュースだ。同大学のアメリカンフットボールチームのヘッドコーチによると昨年、チームの70人もの選手が洗礼を受けたというのだ。
ジム・ハーボー監督は、ミシガン・ウルヴァリンズを全米王者に導いた。100人以上で構成されるチームのうち、大多数が昨年信仰を持ったと、ハーボーはジャーナリストでスポーツコメンテーターのジョン・ルートに語った。ハーボー自身は、それをチームの「ミニ・リバイバル」と表現している。彼らはイエス・キリストへの信仰を公然と証ししている。
そのうちの一人、ドノヴァン・エドワーズは、大学チームが全米優勝を果たした後、全ての栄光を神に帰して言った。「このスポーツができることを神に感謝します。私たちはいつも聖書を読み、聖書について語り合いました。そこから全てが始まったのです。私の人生の究極の目標は、富を築くことではありません。最終的な私の目標は、最後には『よくやった、いと高き方の忠実な僕』と言われることなのです」
ハーボー監督によると、聖霊はチームの中で、チームを通して働いているという。「この1年は、私たちのチームにとっては霊的な旅でした」と語った。
神を信じるスポーツ選手は少なくないが、チーム内にリバイバルが起きるということはあまり耳にしない。彼らの場合は学生だが、全米で優勝するようなチームともなると、嘱望された将来に付随してこの世の誘惑も多いことだろう。
このチームに起きたことは、そのような世界に投じられたリバイバルなのだ。ミシガン・ウルヴァリンズに投じられた火がより一層燃え上がり、スポーツ界に神の栄光が現されるよう祈っていただきたい。
■ 米国の宗教人口
プロテスタント 35・3%
カトリック 21・2%
正教 1・7%
ユダヤ教 1・7%
イスラム 1・6%
無神論 16・5%
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