主なる神はこう言われる、見よ、わたしは王の王なるバビロンの王ネブカデレザルに、馬、戦車、騎兵、および多くの軍勢をひきいて、北からツロに攻めこさせる。(エゼキエル26:7)
エゼキエルは神様の御言葉を語り続けました。裁きの内容が多かったため、人々から喜ばれることはほとんどなく、批判も多かったことでしょう。
私たちも日々の信仰生活を歩みながら、周囲の人々から感謝されず、かえって批判を受けたり、期待する成果を出せなかったりするときがあります。それでも信仰を失わず、祝福された信仰生活を歩める秘訣は何でしょうか。それは、神様との関係、交わりを大切にすることです。これ以外にはありません。
どんな状況でも私たちが失うことのないものが、神様との関係です。そして本質的には、それで十分なのです(参照・詩篇23:1)。たとえ自分の期待する結果が得られなかったとしても、神様の恵みで十分なのです(参照・2コリント12:9)。
物事が思うように進まず、孤独を感じても、何より神様との関係、交わりを大切にしましょう。実を結ぶことや癒やしを体験すること、経済的な祝福を経験すること、人間関係の問題が解決されることなどに焦点を合わせるならば、いつも不安定な信仰生活を歩み続けることになります。しかし、神様との関係を大切にすれば、どんな状況にあっても最高の人生を歩むことができるのです。神様に何かを願い求めるだけでなく、神様と一対一で時間を過ごし、コミュニケーションを取ることを大切にしましょう。
私が最も恵みを体験できるのは、誰にも邪魔されずに神様と時間を過ごしているときです。私は毎日散歩に出かけますが、一対一で神様とコミュニケーションを取っているこの時が一日の中で最も祝福されたときです。もちろん人間関係や健康、経済の祝福を体験するときも祝福の時ですが、神様と友達のように会話するこの時が、何にも勝ってこの上ない平安を体験できるときなのです。これはまさに、天国での生活が地上でも体験できているときではないでしょうか(参照・マタイ6:10)。
この地上では苦難に直面します。時には現実に失望することもあるでしょう。しかし、私たちと共におられる神様が与えてくださる恵みは、私たちに十分なのです。このお方との交わりは、何にも代えることのできない最高に祝福された時であり、平安を体験できる満ちあふれるほどに豊かな信仰生活であり、素晴らしい天国の前触れなのです(参照・ヨハネ16:33)。
今日も何よりまず、私たちのうちにおられるキリストとの関係を大切にし、喜び、祝福の時を歩み通しましょう。
GOD BLESS YOU!
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