わたしがあなたを攻める日には、あなたの勇気は、これに耐え得ようか。またあなたの手は強くあり得ようか。主なるわたしはこれを宣言し、これをなす。(エゼキエル22:14)
神様は続けてイスラエルの民に語られます。今回の箇所では、宣言したことをなすと語られています。では、神様はどのようにして働かれるのでしょうか。それは、私たちの心を通してなのです(参照・ピリピ2:13)。
今あなたは、厳しい事態に直面し、どのように行動すればよいか分からない状況に置かれているかもしれません。神様はあなたに、まだ語られていないかもしれません。それでも、神様を信頼し、心に語られる御声を待ち望むのです。
神様の御声が聞こえたら、それに従って前進しましょう(参照・ヨハネ10:27)。神様を待ち望む者は、新しく力を得ます(参照・イザヤ40:31)。エリヤは、小川が乾き切るまで神様の御声を待ち望み、御声が聞こえると前進しました。厳しい状況でも主を信頼し続け、御声を待ち望んだのです(参照・1列王記17:7、8)。
ダビデは詩篇で、「死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです」(詩篇23:4)と語りました。どんなに厳しい状況に直面しても、内側から聞こえる主の御声を待ち望むことが大切なのです。
今日も神様は働いておられます(参照・ヘブル4:12)。前進すべきか、待ち続けるべきか、御声に聞き従いましょう。前進しないで、今与えられている役割を果たすように導かれるのであれば、それに従いましょう。また、前進して、新たな役割を果たすように導かれるのであれば、それに従いましょう。すると、心に平安が与えられます。キリストが与えられる心の平安に、判断を委ねましょう(参照・コロサイ3:15)。
10年以上前、勤めていた企業から解雇され、新たな道を探し求めていたとき、私は心の平安を判断軸として次の道を選択しました(参照・ガラテヤ5:22、23)。経済的にも厳しい状況に追い込まれましたが最後の最後に扉が開かれ、与えられた仕事が、今経営している会社の土台となりました。広告代理事業に初めて関わった15年以上前も神様の御手が働き、最後の最後に、奇跡的に扉が開かれ、日本と海外をつなぐ広告代理事業への道が開かれたのです。
今日も、私たちのうちで働かれる神様の御声に心を傾けましょう。神様は今この時も、あなたに語り続けておられます。自分の考えに固執せず、主を信頼しましょう(参照・箴言3:5)。神様はあなたの想像を超える素晴らしい人生を、この地上でもご計画されているのです(参照・エペソ3:20)。
焦って自力で解決しようとすれば、失敗します。御声を待ち望みましょう。前進するように心のうちから導かれれば、前進する時です。
GOD BLESS YOU!
◇