日本のプロテスタント宣教150周年を迎えるのを記念して、今年7月8、9日に「パシフィコ横浜」(横浜市西区)で行われる記念大会の賛同団体が18日までで、441団体となった。大会まですでに半年を切っており、大会参加のための事前登録も開始され、当日行われる分科会のテーマが決定されるなど準備が本格化している。
150周年記念の実行委員会が発表した賛同団体のリストによれば18日までに、42の教団・教派、52の宣教団体・企業、42の教育機関、305の教会が大会に賛同を示している。同実行委は今年4月までにすべてのプロテスタント教派が記念行事へ賛同することを目標としており、今後賛同団体はさらに増加する見込み。
記念大会の公式サイトでは、大会前日の7日にはグランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区)で900人参加の記念晩餐会が行われ、8日にはプレイベント、開会式、9日には記念式典、パネルディスカッション、分科会、出発礼拝が行われるなどスケジュールの大枠が発表されている。
8日に行われる分科会では、扱われるテーマとして、キリスト教教育、信徒伝道、福祉と伝道、海外宣教、次世代への伝道、神学の歩み、ビジネス伝道、文書伝道、メディアと伝道、音楽と伝道などが挙げられている。
同実行委では7月の記念大会のほかに、昨年から今年にかけて各教会、学校、団体で行う行事もそれぞれ日本プロテスタント宣教150周年記念事業として位置付け、同じ標語(「キリストにあってひとつ―主イエスの証し人として」)、同じロゴマーク、同じ祈りをもって連帯し合おうと呼び掛けている。
今年4月以降に記念行事として行われるものには、▽4月14、15日:ラブ・ソナタ神戸(兵庫)、▽5月4〜16日:祈りの祭典国際大会「International Prayer Convocation」、▽6月1日:日本福音同盟第24回総会公開講演会、▽6月18日:セブンスデー・アドベンチスト教団ミッションデー記念集会、▽6月24日:日本基督教団創立記念礼拝、▽7月27日:国際基督教大学出身伝道教職者の集い、▽8月3〜31日:東海道53次歩いて伝道「Walk with Jesus」、▽9月17〜19日:サンデー・アデラジャセミナー、▽9月20〜22日:日本プロテスタント宣教150周年記念フェスティバル in 関西、▽9月21〜24日:第5回日本伝道会議、▽9月22日:サンデー・アデラジャ聖会、▽9月23日:日本聖公会宣教150周年記念礼拝、▽10〜11月:日本基督教団特別講演会、▽10月12〜13日:日本プロテスタント宣教150周年フェスティバル in 関東、▽10月24、25日:第6回首都圏キリスト教大会、▽11月23日:日本基督教団日本伝道150年記念式典、▽11月23日:日本プロテスタント宣教150周年フェスティバル in 九州、などがある。
記念大会参加のための事前登録、その他大会に関わる詳細は、同大会公式サイト(http://www.protestant150.org)まで。