日本ケズィック・コンベンション(峯野龍弘中央委員長)東京委員会は16日、24日から箱根で開催される「第48回日本ケズィック・コンベンション」のための直前準備祈祷会を都内で開いた。都内近郊の教会の教職や信徒ら約30人が集まり、大会の祝福を祈った。
ケズィック・コンベンションは、イングランド北部にある湖沼地域の町ケズィックに誕生した世界的に著名な聖会。すでに120年以上の歴史と伝統を持っている。日本では1962年に第1回目の聖会が箱根・湯本で開催されて以来、現在では沖縄から北海道まで全国10箇所を巡回する聖会へと発展。毎年全国で総計40以上の教派、3700人以上の教職と信徒が参加している国内最大規模の聖会の一つとなった。
特に今月24日から開催される箱根での大会は現在国内で開かれている10大会中もっとも歴史が古く、これまで多くの教職者を生み出し、また多くの信徒の人生を変えてきた。その排他的でなく包括的、神学的でなく聖書的、教団教派的でなく聖書全巻的なメッセージによって、いまも多くのキリスト者の健全な信仰の成長に貢献している。
祈祷会で本間義信牧師(ウェスレアンホーリネス教団玉川中央キリスト教会)は、「(神は)私たちの求めたり、思ったりすることすべてをはるかに超えて、かなえることのおできになる方」と語り、本当に期待して祈るようにと参加者の信仰を励ました。
参加者はそれぞれ2、3人で集まり、大会に参加する人々がさらに増し加えられるように、立てられている講師が聖霊に満たされ、脈動するように神の御言葉を伝える聖会となるように、すべての参加者が神の恵みに預かり、また大会を通して多くの献身者が起こされるようにと祈った。
「第48回日本ケズィック・コンベンション」は今月24日から26日までの3日間、神奈川県箱根町の箱根ホテル小涌園で開かれる。18日には大阪市北区の大阪市中央公会堂(旧:中之島公会堂)で大阪大会が、また箱根大会後の28日からは東京都新宿区のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で東京大会が行われる。問い合わせは、同東京委員会(03・3291・1910)。