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私たちはいつ諦めるべきか 加治太郎

2023年1月26日14時57分 コラムニスト : 加治太郎
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人々がこれをダビデに告げたので、ダビデは人をつかわして彼らを迎えさせた。その人々はひじょうに恥じたからである。そこで王は言った、「ひげがのびるまでエリコにとどまって、その後、帰りなさい」。(2サムエル10:5)

ダビデは、アンモン人の王が亡くなり、その息子が王位を継承すると、慰めの言葉を贈るために家来を遣わしました。しかし、その動機を疑ったアンモンの王子たちは、ダビデの家来たちを送り戻しました。

神様が命じられたことを実行したのに、うまくいかずに諦めたことはないでしょうか。神様が私たちの内側で始められたこと、つまり、私たちの内側から神様が語りかけられたことであれば、完成するまで継続することが御心なのです。

そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信している。(ピリピ1:6)

この箇所でパウロは、決して楽な状況ではなかったピリピでの働きについて、神様ご自身が完遂させてくださるとの約束を語っています。さらに、ピリピの人々が愛についてますます知るようになり、キリストを通して良い実を結ぶようにと祈りました。

つまり、私たちの始めた良い働きには、愛の実が満ちあふれるということです。神様が私たちの内側で始められたことは必ず、人々への愛、福音の前進という動機に根付いています。そのことを知るためにも、まずは神様の愛について深く知ることが重要なのです。

信仰を持ち始めた20代半ばまで、私は人々からの称賛を受けることで心の空しさを埋め合わせようと、さまざまな手段を講じました。当時強豪校であった大学のラグビー部で、スーパースターになることを夢見た時期もありました。この夢が失望に終わると、次はニュージーランド代表として周囲の人々を見返すだけでなく、さらに偉大なヒーローになることを夢見ました。

この夢も空しくついえた後、私はさまざまなことにトライしては自分のアイデンティティーを求め続けました。何をしてもうまくいかず、始めたことを最後まで完遂することができない自分に、さらに失望しました。

ところが信仰を持ってからは、私のうちに神様の超自然的な力が働き始めました。分野は変わっても、一貫してビジネスではマーケティング、教会では賛美と証しを含めたメッセージの働きを続けています。何をしても途方に暮れていた私でしたが、イエス・キリストを迎え入れたことにより、私の霊的な成熟度にかかわらず、神様が私の内側で良い業を始められ、それを完成させるために、今も私の中で働き続けておられるのです。

何という素晴らしい恵みでしょうか。神様は私の内側で働かれ、今も、私の想像を超えることを成し遂げようとされているのです(参照・エペソ3:20)。ハレルヤ!しかし、私の内側で起こり始めた神様の働きは、これだけでは終わりませんでした。

私は、キリストの愛と恵みをますます知るようになり、恵みと平和が信仰生活に満ちあふれるようになったのです(参照・2ペテロ1:3)。信仰を持ち始めた頃は、以前の悪習慣もそのまま引きずっていましたが、回復の道を歩みながら、御言葉を通してキリストの愛を知ることにより、私の考え、心はますます変えられていきました。妻や両親をはじめとした周囲の人々との間で、愛の実を結び始めるようになったのです。

神様のご計画は、私たちが誰と結婚し、どのような仕事に就くかで終わらないのです。確かに世の中からすれば、私たちの生活は少しおかしな、風変わりなものかもしれません。しかし、私たちはそれぞれに遣わされた場において、神様の恵みと平和を満ちあふれさせ、暗闇の光、愛の満ちあふれる存在、神様の栄光を現す存在として、周囲の人々に影響を与えることができるのです。

今日も神様の愛をますます知ることができますように。そして、私たちを通して現される神様の働きが愛の実で満ちあふれますように。私たちを通して始められた神様の良い働きが、最後まで完遂されますように。

GOD BLESS YOU!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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