なぜ神は自ら傷を負い、痛み給うのか? 福音に現れた「神の愛」を「神の痛みに基礎づけられし神の愛」と理解し、従来のキリスト教の神理解に新局面を拓く。英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・韓国語に翻訳され、現代神学の展開にも大きな刺激を与えた日本人の神学。戦後の日本が生み出した現代の名著とされる「神の痛みの神学」に、弱冠22歳で書かれた卒業論文『キリストに於ける神の認識』などの付録を加えた保存版。 (購入する)
著者: | 北森嘉蔵 |
価格: | 税込3,360円 |
出版社: | 教文館 |
発売日: | 2009年1月14日 |
ページ: | 376ページ |
サイズ: | 21cm |
ISBN: | 4764272873 (ISBN‐10) 978‐ 4764272873(ISBN‐13) |
【著者紹介】
北森嘉蔵(きたもり・かぞう):1916年〜98年。熊本市生まれ。第5高等学校、日本ルーテル神学専門学校を経て、1941年、京都帝国大学文学部哲学卒業。1949年、東京神学大学教授。1950年、日本基督教団千歳船橋教会牧師。1984年に東京神学大学を引退し名誉教授に、1996年、千歳船橋教会牧師を引退し名誉牧師に。
【著書紹介】
▽ 「聖書百話」 (税込903円、講談社)
▽ 「聖書の読み方」 (税込840円、講談社)
▽ 「ヨブ記講話」 (税込1,890円、教文館)
▽ 「ローマ書講話」 (税込1,890円、教文館)
▽ 「神学入門」 (税込1,050円、新教出版社) 他