アフリカ大陸の南東にあるマダガスカルの、さらに東のインド洋に浮かぶ人口120万人の島国モーリシャスは、1968年に英国から独立した島国だ。
インド系の住民が多いため、ヒンズー教徒が多い。この複雑な多民族・多宗教社会が伝道を困難にしている。伝道を試みるキリスト者には、それに対処する知恵と見識が必要だ。
政府や文化がヒンズー教化し、先祖や民族とのつながりが強いため、インド人が信者になるのは簡単ではない。しかし、福音派と聖霊派教会の大胆な証しによって、多くのヒンズー教徒が信仰を告白している。その中でも、カリスマ派の教会が大きな成果を上げている。
モーリシャスの教会が、神の国の美しい多様性と多文化性を反映するキリストの体として、さらに力強く福音を宣教し、救霊に励むよう祈っていただきたい。
■ モーリシャスの宗教人口
ヒンズー教 48・6%
カトリック 21・5%
プロテスタント 10・3%
イスラム 17・0%