病気になって、健康のありがたさに気付くことがあるものです。健康は当たり前ではありません。また、諸問題やトラブルに遭うことで、順調に事が進むことのありがたさを感じるものです。
「順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。これもあれも神のなさること」(伝道者の書7:14)と聖書は語ります。
逆境はある日突然やってきます。人はそのとき、反省し、考える必要があります。なぜならば、順境のときにはほとんど何も考えていないからです。逆境を受け止め、反省し、考えることから次につながっていきます。
①今まで神によって守られていたことに感謝しましょう。
②これ以上事態が悪化しないように神に祈りましょう。
③道を踏み外したり、高慢になったり、嫌なやつになる前に気付かせていただき、方向転換できるチャンスが与えられたことに感謝しましょう。
思い通りにいかないときにできる感謝とは、順境でうれしいからする感謝とは一味も二味も違います。逆境と出遭ったならば、その中に祝福の種が隠されていることを忘れないでください。取り乱して事態を悪化させたり、隠蔽して無かったことにするのではなく、反省し、考え、感謝し、祈り、次につなげていきましょう。
思い通りにいかない経験、逆境は、神様からのあなたへのプレゼントなのです。あなたを正しい道に導き、強くし、成長させてくれるからです。
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