【CJC=東京】コプト教会の指導者、教皇シェヌーダ三世は1月31日、アレクサンドリアで英国国教会(聖公会)の最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏と会見した。
シェヌーダ教皇の歓待に感謝して、ウイリアムズ氏は、アレクサンドリアでの会見の意義を、古代にキリスト教信仰の普遍的な教義の多くが定められ、3世紀には修道生活運動の種がまかれた場所で開催されたことにある、と指摘した。
シェヌーダ教皇は、聖なる道へ人々を導く責任を述べ、特に若者を導くことが大事だと述べた。コプト教会はカイロだけで3万から4万人の児童を対象に日曜学校を行っている。また教皇はエジプト国内にあるコプト教修道院の復活に言及した。