私は、路傍伝道ネットワークの代表をしています。2日に1度くらい路傍伝道をしています。
路傍伝道をしていると、人それぞれに響く言葉が違うことが分かります。「あなたは愛されています」という言葉が響く人もいますが、「人生をやり直すことができます」という言葉が響く人もいます。あるいは、悔い改めや天国と地獄の話が響く人もいます。
伝道は、伝える人に対する愛の言葉です。しかし、相手がどう感じるかを考え過ぎて、厳しい言葉を封印して、良いことだけを伝えるという誘惑を感じることがあります。私たちは、伝える相手を気にし過ぎるのではなく、神を意識して、神が伝える相手に対して何を願い、どう思っておられるのかをストレートに伝えていきたいものです。
新聖歌392に「主の愛のながうちに」という賛美歌があります。
「用い給えわが主よ 用い給えわれをも
御恵みを取り継ぐに 通りよき管(くだ)として」
私たちは、神の言葉に混ぜ物をしたり、薄めたり、変換したりするのではなく、通りよき管とさせていただきたいものです。それを祈り求めて、共に伝道していきましょう。
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