聖書は「すべてのことに感謝しなさい」と語ります。しかし実際には、すべてのことに感謝するのは至難の業です。願った通りにことが進んでいるときには喜べても、思った通りにことが進まないと、途端に表情か変わり、悲しくなったり腹が立つものです。感謝はどこかに吹き飛んでしまいます。
すべてのことを感謝するのは「主によって」することです。マイナスのことが起こり、思い通りにいかないことが続いたとき、そのことを単体で感謝しなさいと言っているのではないのです。つまり、気持ちが伴わなくても、主によって、どんなことでも、まず感謝してしまいましょう。
感情は後から付いてくるものです。これが、神を信じる人の生き方なのです。主によって、主にあって、どんなことでも感謝しましょう。
「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい」(ピリピ4:4)
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