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クリスチャントゥデイは2021年、1400本以上のニュースや寄稿、コラムを配信してきました。その中から、アクセス数に基づいたトップ10ニュース(国際編)を発表します。(国内編はこちら)
【10位】ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪
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世界的なキリスト教弁証家として知られていたラビ・ザカリアス氏が昨年5月に74歳で亡くなった後、複数の女性がザカリアス氏から性的被害を受けたと告発しました。ザカリアス氏が設立した米宣教団体「ラビ・ザカリアス国際宣教団」(RZIM)はこれを受け、独立調査を実施。昨年12月に「性的不品行を行っていたことは間違いない」とする中間報告を発表していましたが、今年2月に最終的な報告書を公表し、「団体として悔い改める必要性を深く感じている」と述べ謝罪しました。RZIMは当初、告発の内容を否定していたため、ザカリアス氏の娘でRZIMの最高責任者(CEO)であったサラ・デイビス氏は5月、「傷をさらに深める重大な過ち」を犯したことを認め、被害者らに謝罪しました。
【9位】ジャスティン・ビーバーの妻ヘイリー「幸せな結婚生活は信仰のおかげ」 モデル業の悩みも語る
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ジャスティン・ビーバーの妻であるヘイリー・ビーバーが6月、自身のユーチューブに、女優、コメディアンとして活躍するイボンヌ・オルジとの対話動画を公開。ジャスティンとの幸せな結婚生活の理由は信仰にあると言い、「もし信仰がなかったら、私たち夫婦はここにいないでしょうし、一緒にいることもなかったと思います」などと語りました。また、モデル業とキリスト教信仰を両立させる上での葛藤についても語りました。
【8位】2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表
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スイスに拠点を置くNGO「国連ウォッチ」は1月、2020年に人権侵害が最もひどかった国のトップ10を発表し、中国を最悪の人権侵害国に指定しました。国連ウォッチは、国連憲章に従って国連が活動しているかを監視するNGOで、中国については「100万人のウイグル人を収容所に収容し、人権活動家を投獄し、チベットを踏みつぶし、李文亮(リ・ウェンリャン)医師や市民ジャーナリストの張展(ジャン・ザン)氏のように新型コロナウイルスに警鐘を鳴らした勇気ある男女を黙らせ、香港の自由を窒息させた」と批判しました。中国に続く人権侵害国として挙げられたのはイランで、その後には、カメルーン、ベネズエラ、サウジアラビア、ジンバブエ、キューバ、トルコ、北朝鮮、ロシアが続きました。
【7位】米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判
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米下院で性的区分のある言葉の使用をやめる動きがあることについて、米大衆伝道者のフランクリン・グラハム氏が、神の権威を否定するものだと批判しました。下院では1月初め、「父、母、息子、娘、夫、妻」などの言葉を「親、子、きょうだい、配偶者」などと言い換える議案が、過半数を握る民主党の賛成多数で可決。2年間の会期中は、この規則が適用されることが決まりました。
【6位】バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応
米国では1月、民主党のジョー・バイデン元副大統領が第46代大統領に就任しました。米国のキリスト教福音派の間では、共和党のドナルド・トランプ前大統領を支持する人が多いとされていますが、バイデン氏の就任を好意的に受け止めるキリスト教指導者もいました。そうしたキリスト教指導者5人の反応をまとめました。
【5位】バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説
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1月に行われた米大統領就任式で、ジョー・バイデン氏はバイデン家で代々受け継がれ、2009年の副大統領就任時にも使用した大判の聖書に手を置いて宣誓しました。また演説では、「私に投票した人のためにも、また投票しなかった人のためにも、私は大統領として尽くします」と語り、米国の一致、結束を強調しました。そして聖書から、詩篇30篇5節「まことに御怒りは束(つか)の間、いのちは恩寵(おんちょう)のうちにある。夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」(新改訳2017)を引用しました。
【4位】タリバン、携帯電話に聖書アプリないか検査 キリスト教徒の殺害予定者リストも
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米軍がアフガニスタンからの撤退作業を進め、タリバンが実行支配を強めていた状況下で、同国の地下教会の指導者であり、宣教団体「グローバル・カタリティック・ミニストリーズ」の創設者であるX牧師(仮名)が8月中旬、声明を発表。タリバンが、既知のキリスト教徒を追跡して殺害するための殺害予定者リストを所有していると述べました。米軍撤退後の9月には、元米軍特殊部隊将校の宣教師が、アフガニスタンで30人から40人が処刑される写真を見たことを、米キリスト教テレビ局CBNに明かしました。
【3位】韓国ヨイド純福音教会のチョー・ヨンギ元老牧師が死去 85歳
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韓国・汝矣島(ヨイド)純福音教会の趙鏞基(チョー・ヨンギ)元老牧師が9月、85歳で亡くなりました。「五重の福音」「三重の祝福」「四次元の霊性」に基づいた「希望の神学」を提唱し、爆発的な教会成長を遂げ、1993年にはヨイド純福音教会の教会員数が70万人を超えギネス認定されました。その他さまざまな要職を歴任し、「世界最大の教会を立ち上げた希望の牧会者」として、韓国内のみならず、世界の教会に影響を与えました。
【2位】クリスチャン投資家ビル・ファン氏のアルケゴス社めぐる取引で最大1・1兆円の損失 野村HDなどにも影響
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米国で活躍する韓国系投資家のビル・ファン氏が経営するアルケゴス・キャピタル・マネジメント社が約200億ドル(約2兆2千億円)の株式売却を迫られ、野村ホールディングスなど日本の大手金融機関にも影響が出ました。当時は、損失額の合計が世界で最大100億ドル(約1兆1030億円)に上る可能性も指摘されました。牧師家庭出身のファン氏はクリスチャンの投資家として知られており、スマホアプリ「聴くドラマ聖書」の制作を手掛けた日本G&M文化財団の米国法人「グレース・アンド・マーシー財団」の創設者であるほか、米フラー神学校の理事なども務めています。
【1位】「消えない傷を心に残した」 ウイグル人女性、中国の強制収容所での体験を涙で語る
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ウイグル人女性のトゥルスネイ・ジヤウドゥンさんが7月、米首都ワシントンで開催された「国際信教の自由サミット」でスピーチし、中国の強制収容所での経験が「消えない傷を心に残した」と述べ、宗教的な迫害を生き延びた一人として自らの体験を涙ながらに語りました。中国のウイグル問題をめぐっては、米プロテスタント最大の教団である南部バプテスト連盟が6月、中国を非難する決議案を、米国に拠点を置く主要な教団としては初めて採択しました。