ジャスティン・ビーバーの妻であるヘイリー・ビーバーが最近、自身の幸せな結婚生活は、夫婦で同じ信仰を共有しているからだと語った。モデルとして活躍するヘイリーは、2018年にジャスティンと結婚。その後、2人はしばしば、夫婦の関係における信仰の重要性について語ってきた。
ヘイリーのユーチューブチャンネルでこのほど、女優、コメディアンとして活躍するイボンヌ・オルジとヘイリーが対話する動画(英語)が公開された。この中でジャスティンとの結婚が再び話題となり、ヘイリーは幸せな結婚生活の理由をよく聞かれると言い、「『それは私たちの信仰です』と言います。これは私たちが信じていることです。もし信仰がなかったら、私たち夫婦はここにいないでしょうし、一緒にいることもなかったと思います」と語った。
ヘイリーはまた、モデルとしての仕事についても語り、肌を露出するランジェリーや下着姿で撮影したことで非難を浴びたことを明かした。一方、このような業界に身を置くことは「困難」かもしれないが、「多くの場合、人々は神やイエスを信じることを誤解しています」とも語った。
芸能業界では、仕事の内容に不快感を示すと仕事を失う可能性があるとヘイリーが話すと、オルジもそれに同意。ある台本にセックスシーンが書かれていたとき、異議を唱えるとキャストを外されてしまうのではないかと心配した経験があることを語った。そのシーンを演じた後、何人かの人はオルジに、それでも本当のクリスチャンなのかと尋ねてきたという。しかしオルジは、クリスチャンである方法は一つだけではないと主張。ヘイリーも同様に、モデル業とキリスト教信仰を両立させてきたとし、次のように語った。
「私は、自分の写真を投稿することに違和感を覚えたり、『教会の人たちがこれを見るだろうけど、私は何か間違ったことをしているのかしら? 何か悪い前例を残しているのかしら?』と感じたりしました。でも、実際にはそうではありません」
しかし一方で、モデル業とキリスト教信仰の両立の難しさも語った。
「私は確かに、謙遜の価値を信じています。でも、私の仕事の大部分は体と顔、そして虚栄心なのです。それらが私の仕事の前提となっています。だから、『これは仕事でやっていること。でも、日曜日は教会にいて、それこそが本来の私であり、私の本当の生き方であり、イエス様こそが私にとって本当のこと』というように、何事にも妥協していないように見せるのは、実際にはとても難しいことです」
この動画には、さまざまなコメントが寄せられ、2人を応援する人もいれば、2人の考えに疑問を持つ人もおり、そこでは何よりもまず聖書に沿った生き方をすることの重要性が語られていた。
ある人は次のようにコメントした。
「興味深いインタビューです。私は今でも、クリスチャンとして私たちは区別された存在であり、世とは違った生き方をすべきだと信じています。あなたがたの生き方こそがすべてを物語っているのであって、それが御言葉に沿っていなければ、人々を混乱させます。自分が良いと感じるから、それが正しく、真実であるのではなく、この世には正しいことと間違っていることがあるのです」
別の人は次のようにコメントした。
「裁くつもりはありませんが、あなたの意見の基本は聖書であるべきです。あなたが言ったことの中には、神の言葉(聖書)と一致しないものがあります。だから、これを読んでいるすべてのクリスチャンに、自分の意見や感情に頼るのではなく、イエス・キリストの御言葉だけに頼ることを勧めたいのです」
さらに、次のようにコメントする人もいた。
「キリストと世のどちらを選ぶか迫られるまでは、みんなクリスチャンになりたがるもの」
ヘイリーは、米ファッション誌「エル」の昨年3月号に掲載されたインタビューでも、ジャスティンとの出会いや、自身の信仰の歩み、また2人の信仰が結婚生活に与えている影響について語っている(関連記事:信仰が「すべて」 ヘイリー・ビーバー、ジャスティンとの結婚を語る)。