人気ポップ歌手のジャスティン・ビーバー(27)が23日、牧師と共に米カリフォルニア州ランカスターにある州立刑務所を訪問した。刑務所内で行われている信仰に基づくプログラムを支援するためだったという。
同州矯正リハビリテーション局(CDCR)の広報担当者は、米フォックス・ニュース(英語)の取材に対し、「刑務所長がロサンゼルス郡カリフォルニア州立刑務所における信仰に基づくプログラムを支援するため、ビーバー氏と牧師が短時間訪問することを承認しました」と回答。プログラムは、徹底した新型コロナウイルス感染防止措置が取られる中で行われたと伝えた。
ランカスターはロサンゼルスの北約100キロに位置する都市。ランカスターにあるロサンゼルス郡カリフォルニア州立刑務所は男性専用で、約3千人の受刑者を収監している。
ビーバーが刑務所内で何を語ったのかは明らかではないが、訪問したのと同じ23日には、インスタグラム(英語)に「僕の神に対する見方は、恐れから愛に変わった。神から遠過ぎるということは絶対ない!神はあなたのことに夢中」とコメント。次のように書かれた画像も投稿した。
「この宇宙の創造主は、あなたをとても愛しているので、肉体のある人間の姿で来られ、罪のない人生を送り、この世の苦しみを経験し、あざけられ、つばを吐きかけられ、拷問を受け、最終的には十字架にかけられ、私たちの過ちに対する罰を受けることになったのです。そして3日目によみがえり、死を完全に打ち破ったのです。この真理を信じて受け入れることで、私は真に自由な人生を送ることができました。死を恐れない人生です。神様は信頼できる方だと信じています。神様の性質は一貫して完璧です。あなたと神様との関係は、あなたをデザインし、創造し、あなたのすべてを知り、愛している方とのラブストーリーになることができるのです」
また、その数日後にはインスタグラム(英語)で、現代英語訳聖書「メッセージ」の訳者として知られるユージン・ピーターソン氏の言葉「タスクというのは、する必要があることを神にしてもらうことではなく、神がなさっていることに気付き、それに参加することです」を引用。「これがすべて」とコメントしていた。
ビーバーは昨年8月、妻で女優のヘイリー・ビーバー(旧姓・ボールドウィン)と共に洗礼を受けたことを報告していた。インスタグラムには、水に浸かる2人の写真とともに、「妻のヘイリーと一緒に洗礼を受けた瞬間! 自分の人生で最も特別な瞬間の一つでした。私たちの友人と家族と共に、イエス様への愛と信仰を公に告白したのです」と投稿していた(関連記事:「人生で最も特別な瞬間」 ジャスティン・ビーバー、妻ヘイリーと洗礼受ける)。