癒やしの伝道者として知られる米国のデービッド・テーラー氏が来日し、13日から16日までの4日間、なかのZERO(東京都中野区)で「神様と顔と顔を合わせる働き2019 神様の御顔を仰ぐ 癒しと奇跡の集会」(デービッド・テーラー・ミラクルクルセード実行委員会主催)が行われた。
テーラー氏は1972年、米テネシー州メンフィスに生まれ、麻薬中毒などに苦しんでいた17歳の時、イエス・キリストによって奇跡的に救われた。19歳から伝道者としての働きを始め、現在は世界で約1800の教会を指導している。テーラー氏の導く集会では毎回、顕著な癒やしの奇跡が起こされている。日本でも毎年集会を開いており、今年で5回目の開催となった。
最終日の16日夜には、2年前の集会でテーラー氏の祈りを通して肝臓がんが奇跡的に癒やされた鮫島紘一牧師(日本リバイバル連盟寄居チャペル)が登壇した。鮫島氏は、国立がん研究センターへの転院を余儀なくされるほど治療の難しい状態から、がんが完全に消えたばかりか、がんになる前よりも健康になっていることを驚きながら証しした。77歳の鮫島氏は、「ただ主をあがめるだけです。もう少し長生きして主のために働けというサインだと受け止めています」と喜びを語った。
テーラー氏は、「神様に不可能はありません。このような確かな証言を前に、議論の余地はありません」と強調した。「私たちのすることはただ信じることです。イエス様に目を向けましょう。私に力があるのではありません。イエス様が、その力を持っておられるのです」と語り、さまざまな病の癒やしのために祈りをささげた。
この集会中にも、多くの参加者が癒やしの奇跡を体験し、体のさまざまな痛みや長年苦しんできた不調から回復したことを、驚きをもって証言した。
テーラー氏は、「来年もまた大きなクルセードを開催したい」と語り、「私は日本の未来を信じています。神様が日本に大きなブレイクスルーを与えてくださいます。リバイバルが日本に来るためです」と呼び掛けると、会場からはひときわ大きな拍手が沸き上がった。
テーラー氏は、「神様と顔と顔を合わせる預言者」としても知られる。実行委員の愛多妥直喜(アタンダ・ナオキ)牧師(フェイス・アンド・ビクトリー国際教会)は、テーラー氏について次のように証しした。
「日本に来る直前、イエス様がテーラー先生に直接現れ、次のことが語られました。それは、これから日本に父なる神様が雲を通して現れようとしている、これがたくさんの人々に目撃されるとともに、メディアでも取り上げられ、日本における大きなリバイバルの始まりとなる、というものでした。
さらに、神様はある姉妹に2つの夢を与えられました。彼女は1つ目の夢で、雲の中にある神様の顔を目にし、2つ目の夢で、雲の中から神様が降りてこられ、多くの人々がその雲の方へ一目散に向かっていく様子を見ました。彼女は、今回の集会中にこの2つの夢について証ししました。彼女の証しは、イエス様がテーラー先生に顔と顔を合わせて語られた日本の救いが確かであることを確信させるものでした」
来年の集会は9月20日から22日まで、今年と同じく、なかのZEROで開催する予定。問い合わせは、同実行委員会事務局(電話:045・479・5060、090・9813・3545、メール:[email protected]、担当:愛多妥牧師)まで。