現在米国ツアー中のメキシコ出身ギタリスト、カルロス・サンタナが3日、「引退後はハワイの教会で牧師になりたい」との考えをローリング・ストーン誌とのインタビューで明らかにした。ロイター通信が伝えた。
同通信によると、サンタナは「67歳で演奏を止めて、本当にやりたいことをする。それは牧師になること。リトル・リチャードのようにね」と、人気絶頂期に引退し牧師となったロック歌手の名前を挙げ将来の夢を語った。「今やっていることにうんざりしている訳ではないが、ギター抜きでも人々とコミュニケーションできるという贈り物を神から与えられたことを発見した」と牧師になりたい理由を説明したという。
サンタナは自らの名を冠したラテンロックバンド「サンタナ」を1960年代に結成し、現在も音楽活動を続けている。