日本CBMC(青木仁志理事長)は9日、東京都内のホテルで総会を開き、6月12日に東京で開催される第19回国家朝餐祈祷会の活動計画などを盛り込んだ2019年度の事業計画を承認した。祈祷会の運営責任を担う統括実行委員長には、副理事長で元草加市議の瀬戸健一郎氏が新たに就任。伝道に重点を置き、500人の参加を目指す。
国家朝餐祈祷会(NPB=National Prayer Breakfast)は世界各国に広がる運動で、米国や韓国では現職の大統領が出席することで知られている。日本ではこれまで「晩餐祈祷会」として行われてきたが、世界的な潮流に合わせて今年から「朝餐祈祷会」として新しいスタートを切る。
テーマは「愛が働くとき、不可能は可能に」(マタイ17:20)で、石破茂衆院議員やCBMCインターナショナルのジム・ファールストム会長が特別ゲストとして参加する。他にも、すでに複数の国会議員や地方自治体の首長、さらに世界17カ国もの駐日大使が参加を決めている。青木理事長は、「クリスチャンでない方にも神様の御言葉を伝えていけるよい場になる」と期待を込めた。
祈祷会は、12日午前8時からヒルトン東京お台場(東京都港区)を会場に行われる。この他、前日11日夜には、前回までの晩餐祈祷会の流れをくむ懇親と祈りの会を200人限定で開催。教会を支える若いビジネス信徒の育成をテーマにしたセミナーも祈祷会当日の午前11時半から行う。
瀬戸氏は、「米国を源流として韓国や台湾でも国家元首が参加し、『朝餐祈祷会』という形で運動が各国に広がっている。日本も世界の流れに合わせ、しかも朝餐会だけでなく、共に祈り、共に学び、霊が燃やされる機会にしていこうという意気込みをもって今回の計画につながった」と述べ、参加者拡大に向けてさらなる協力を求めた。
参加費は、祈祷会のみで9千円(4月30日までの申し込みで早割8千円)、前日夜の集会と当日のセミナーも含めたセットで1万7千円(同早割1万5千円)。申し込みは、国家朝餐祈祷会のホームページで受け付けている。