日本聖化協力会(東京都千代田区、黒木安信会長、JHA)は、今月と来月の2カ月間に、東北から九州までの全国7箇所で大会を開催する。主講師は、米アズベリー大学元教授のビクター・ハミルトン博士。東京や名古屋など5箇所で講演を予定している。
日本聖化協力会は、聖書的な聖化の信仰を確認し、その立場を同じくするものの交わりと協力を通してホーリネスの宣証に寄与することを目的とする団体として、「日本聖化交友会」の名称で1985年に設立。毎年、海外の著名な講師を招いて全国各地で大会を開催してきた。
四国では昨年に四国聖化交友会が発足し、今年6月に第1回目となる四国聖化大会が行われた。また北海道では、これまで札幌聖化大会として開催されてきたが、全道へのホーリネス宣証を目指して「北海道聖化大会」に改称。今年5月に第1回目の北海道聖化大会を開催した。
今年の主講師であるハミルトン博士は、昨年の定年退官まで米アズベリー大学で聖書と神学の教授として長年勤め、同大のチャペルでは学生たちの間で最も人気のある説教者の一人であった。専門はモーセ五書で、「New Living Translation Bible (NLT)」の翻訳にも携わった。現在、米国内で開かれる諸集会の説教者として広く用いられている。
各地で行われる聖化大会は秋に集中して開催され、9月15日の宮城聖化大会を皮切りに、同16日に山形聖化大会、10月19〜21日に関東聖化大会、同23日に東海聖化大会、同24日にジョン・ウェスレーに学ぶ会(大阪)、同26日に備前聖化大会、同28日に九州聖化大会が開催される。