京都市の関西セミナーハウスで1月28日(土)、作家の佐藤優氏による講演「キリスト教徒は政治問題をどう見るか―沖縄と北方領土をめぐって」が行われる。同セミナーハウスが2016年度修学院フォーラム「社会」の第5回として企画したもの。
講演では、沖縄の米軍基地問題と北方領土問題を中心に論じながら、日本のキリスト教徒(特にプロテスタント)が、人権問題、マイノリティー問題、環境問題に関心が強いのに対し、領土問題に対してはコミットメントしようとしないという“非対称性”があるとして、その背景を明治期以降の日本のプロテスタンティズムの歴史的な形成をさかのぼりながら論じるという。
日時:2017年1月28日(土)午後1時半~5時半
場所:関西セミナーハウス(京都市左京区一乗寺 叡山電鉄「修学院」駅から徒歩15分)
費用:一般3千円、学生500円
問い合わせは関西セミナーハウス活動センター(電話:075・711・2117、メール:[email protected])。詳細は関西セミナーハウスのホームページ。