信州からこんにちは!ちいさな絵本やノエルです。
今回ご紹介の絵本は外国の子どものための祈りの本です。きれいな挿絵に惹かれて集めたものもあります。
1942年、1冊25セントで、その歴史の幕をあけたリトルゴールデンブックス。大勢の子どもたちが手にとりやすいようにと、値段はコイン1枚に抑え、スーパーやデパートでも販売。
安くても、クオリティー重視。第1線で活躍する作家・イラストレーターの作品が多数で、とてもきれいな絵本ぞろいです。
アメリカのキリスト教文化を感じます。 左の絵本の初版は1961年イギリスで印刷されています。右はU.S.A.と記載されています。軽井沢追分の古書店より手に入れました。
1945カルデコット賞
ちなみに以前ご紹介した、絵本「ちいさなもののいのり」の絵もエリザベスです。
「幼い子どもたちは、毎日の生活の中で常に社会や家庭における不安定さを敏感に感じ取っています。子どもたちは最も『ちいさなもの』だからです。...かみさまへのいのりは、不安な世界の中で生きる子どもたちにとって、深い安心感につながるはずです。また、この祈りは子どもたちに、自分よりももっともっと小さなものが存在することを気づかせます。それは『祈る』という心の働きのなかでも、最も尊いものが何かであるかを、教えてくれることでしょう」(島多代『ちいさなもののいのり』あとがきより抜粋)
あき、ふゆ、生後1週間
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