岐阜県警各務原(かかみがはら)署の20代の男性巡査長が、警察官舎の共益費を横領していた疑いがあるとして、岐阜県警が業務上横領容疑で捜査していることが明らかになった。国内主要紙が伝えた。
中日新聞によると、巡査長は、2013年4月から1年にわたって入居する各務原市の官舎で会計を担当。入居する各世帯か共益費数千円を集めていたが、そのうちの一部を私的に使用した疑いがあるという。
この官舎には16世帯が入居でき、単身者が多いという。巡査長は、着服と補てんを繰り返していたとみられている。
各務原署では2007年、別の官舎で同じく会計を担当していた元巡査が、共益費など10万円を着服していたことが発覚。この元巡査は停職3カ月の懲戒処分を受け、既に辞職している。