京都市南区東九条の交差点で17日午後4時5分ごろ、乗用車2台が出会い頭に衝突する事故があった。この事故で2台のうち1台が横転し、近くを歩いていた小学6年の女子児童2人(11、12)を巻き込んだ。2人は頭を強く打つなどして病院へ運ばれ、意識不明の重体だという。NHKなどが伝えた。
NHKなどによると、車を運転していたのは、自営業・平山米男容疑者(55)=京都市西京区=と、会社員・野々村嘉夫(よしお)容疑者(44)=兵庫県高砂市=で、警察は2人を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で逮捕した。
事故に巻き込まれた2人は近くの小学校に通う同級生で、産経新聞によると、一緒に友人の家へ遊びに行くところだったという。
現場は、京都市営地下鉄・十条駅から西に約100メートルの場所で、住宅街にある片側1車線の市道の交差点。信号はなかったという。近くに住む現場を見た女性はNHKに、「しょっちゅう事故がある。ここは危ない」と話している。
一方、事故に巻き込まれた女子児童2人については、NHKは1人が意識不明の重体と伝えているが、産経新聞は2人が意識不明の重体と伝えている。