静岡市葵区の東海道新幹線の線路上で10日午前4時50分ごろ、保守車両が別の車両に衝突し、脱線する事故が発生した。衝突した保守車両は、作業を終え、東静岡駅近くの「静岡柚木基地」に戻る途中だったという。この事故によるけが人などは出ていない。
時事通信などによると、脱線したのは資材運搬用の保守車両。前方に止まっていたトンネル点検用の車両に衝突したという。
この事故のため、東海道新幹線では、新富士〜静岡駅間で始発から運転が見合わせられ、上下線9本が最大40分以上遅れた。運転は午前6時50分に再開した。
JR東海は、保守車両を運転していた作業員に話を聞くなどして、原因を詳しく調べている。