小学生の男児にみだらなポーズを取らせて写真を撮影したとして先月逮捕されていた東京都三鷹市の市立小学校に勤務する男性教諭、熊澤正通容疑者(38)が、新たに別の男児2人の裸の写真を撮影したとして、強制わいせつと児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)などの容疑で9日、再逮捕された。
朝日新聞によると、熊澤容疑者は「小学生ぐらいの男児の裸が好きだった」と話しているという。一方、男児らが自ら裸になり、無理やり裸にさせたわけではないと言い、容疑を否認しているという。
熊澤容疑者のパソコンには約10人の男児の画像が保存されており、中には6年近く前に撮影したものもあったという。また、テレビ朝日によると、押収された写真の中には、児童が熟睡している間に撮影されたものもあった。さらに、体を触られたと話す児童もいるという。
熊澤容疑者をめぐっては、担任を務めるクラスの女児をひざの上に乗せたとして、昨年秋ごろに保護者から苦情を受けていたという。その際、三鷹市教育委員会は、女児を無理にひざに乗せたわけではなく、反省しているとし、口頭での厳重注意にとどめ、同じクラスの担任を継続させていた。同委は、男児の撮影については把握していなかったと説明していた。